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36 Quai des Orfevres
『あるいは裏切りという名の犬』
クライム・アクションを超えた極上のミステリー
 かつてフランス映画史の一時代を築いたノワール犯罪。新たな切り口で魅せる作品『あるいは裏切りという名の犬』は、実際に警察官でもあったオリヴィエ・マルシャル監督が、実在の事件と人物に基づいた同作品である。この作品は、フランスで公開されるや大ヒットを記録し、第30回セザール賞では8部門にノミネートされた。

 また、ハリウッドがリメイク権を獲得……プロデューサーはロバート・デ・ニーロ、監督はマーク・フォスター、脚本にディーン・ジョーガリスの名が挙がり、制作進行中である。心に深く刻まれる“本物の男たち”による“本物の感動”を呼ぶサスペンスは昂揚感と緊迫感溢れ、フランス映画の面目躍如だ。

 パリ・オルフェーヴル河岸36番地のパリ警視庁。仲間からの信頼厚く、正義を信じるレオ・ヴリンクス警視。権力志向の強い野心家のドニ・クラン警視の二人は、かつて親友であり、同じ女性を愛し奪い合った過去を持つ。現金輸送車強奪事件が多発するパリ。ドニはレオを裏切り罠に掛け投獄する……7年後、再び出会う二人。レオとドニの運命は、どこへ向かうのか? 物語は単なる犯罪ノワール映画の現代版ではなく、新たな趣向を加えた一級のミステリー作品である。実話が基でありながら緻密に練り上げられた構成は、様々なエピソードが複雑に絡み合い、さらには驚嘆の結末が待ち受ける……。

あるいは裏切りという名の犬 / 36 Quai des Orfevres
(2004年、フランス、150min.)
□監 督 :オリヴィエ・マルシャル
□出 演 :ダニエル・オートゥイユ 、ジェラール・ドパルデュー 、アンドレ・デュソリエ 、ヴァレリア・ゴリノ 、ダニエル・デュヴァル 、フランシス・ルノー 他
*2006年12月16日より全国ロードショー公開。
あるいは裏切りという名の犬
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