ナンシー。ロレーヌ地方中心都市。そう、いつか世界史で習った「アルザス・ロレーヌ地方」のロレーヌです。金沢と姉妹都市提携を結んでいるそうです。なんだか親近感がわきますね。
さて、ストラスブールから急行の電車で一時間強で到着。パリ東駅から約3時間のナンシーは、19世紀から20世紀初頭にかけ世界に広く影響を及ぼした芸術運動アール・ヌーボーの中心地、発祥地として有名です。そのスタイルの建築物等が市内各所で見られます。またその頃同時に、貴族のためにつくられたロココ美術が花開いた街でもあります。
まず、ナンシーの駅(意外と小さい)を出たらスタニスラス広場へ向かいましょう。10分くらいスタニスラス通りを歩くと到着です。一言で言うと”金キラ”なこの広場は、ロココ建築の傑作と言われます。市庁舎や噴水、広場の入り口を飾る金の装飾をほどこされた扉などが一体となって輝いていました。夏には広場がライトアップされます。また、スタニスラス広場の周辺にはカフェやレストランが並んで賑わっています。
ナンシー派美術館は街の中心部中心部から離れていて、駅の逆方向にあり、少しわかりづらいかもしれません。スタニスラス広場のインフォメーションで地図をもらっておきましょう。宮殿内のロレーヌ博物館では、ロレーヌ地方の歴史と文化に関する資料を展示しています。毎週火曜日はほとんどの美術館が休館です。ナンシー派美術館は月曜も休みですのでご注意を。
マカロンを食べたことのある人も多いでしょう。実はナンシーの特産物です。また、ベルガモット(キャンディー)やマドレーヌなどもそうです。スタニスラス公のおかげで、このあたりで多くのお菓子が生まれたのだそう。また、ロレーヌといえばやっぱり、キッシュ・ロレーヌ。ナンシーの人たちは、小腹がすいた時に、これを近くのパン屋さんで買って食べるのだそうです。 |