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En direct de Rouen
ルーアン(ROUEN)
par Ayako Kurabayashi
 パリからの日帰りで旅行をしたこの町は、パリ・サンラザール駅から急行の電車で約一時間、かつてのノルマンディー公国の首都です。ルーアンらしい木組みの建物が並ぶ、旧市場広場を囲むかわいい町並みが、落ち着いた雰囲気を彩っていました。そして、ここに来たら、海の幸。海の幸と言えば、ノルマンディー。ノルマンディー地方のルーアンは海からも近いのです。

 さて、食べ物の話はあとにして。ルーアンは百年戦争の時のジャンヌダルクが処刑された地としても有名なのはご存知でしょうか。ルーアンにはジャンヌダルク縁の建物や場所があちこちに見られます。駅のそばには彼女への拷問の攻め具が並べられていたという塔が、ジャンヌダルクの塔という名前で存在しています。

 丘の上のほうにある駅からセーヌ川のほうへ向かってのびる、ジャンヌダルク通りを下ってみましょう。その道を右に入ると広場に着きます。1431年5月30日、19歳で救国の乙女ジャンヌ・ダルクはここで十字架にかけられ火あぶりとなってしまったのです。この広場は旧市場と呼ばれ、火あぶりの薪を積んだ台が残っています。現在では、ここにジャンヌダルク教会が建っています。とても近代的で、目立つ建物です。

 この広場の周りにはたくさんのレストランが並んでいます。フリュイ・ド・メールやブイヤベースを楽しみましょう。また、この広場の一角にはジャンヌダルク館があり、彼女の物語が再現されています。最後には彼女の灰は、セーヌ川に流されたそうです。余談ですが、ルーアンでなくてもフランス国内の教会に行ったときは、ジャンヌダルクの像を探してみてください。目立つところになくても、隅のほうにひっそりと立っていたり、ステンドグラスに描かれていることもあります。

Ayako Kurabayashi
(続く)
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