2007年6月10日、パリ〜フランス東部を結ぶTGVが開通した。その1番の魅力は何と言っても速度である。各国の報道関係者を招いたプレス向け1番列車が走行した6月9日は雨天であったが、世界最速の巡航速度、時速320kmを披露するに至った。
この速度によって、従来は1時間半だったパリ〜ランス(シャンパーニュ地方)間は45分に、4時間だったアルザス・ストラスブールまでは2時間20分にまで短縮された。同時に、今回の開通は地方路線への連絡のスムーズさを狙ったダイヤ改正、という鉄道旅行客に福音をもたらした。そして、TGV
EST Europe (欧州TGV東線) という呼称の通り。スイス、ドイツ、ルクセンブルグの4ヶ国を結ぶ路線が誕生したのである。
また、クリスチャン・ラクロアが担当した車内のインテリア・デザインも大いなる話題となっている。シートの色使い、そのフォルムは ”流石、フランス流”
。快適な高速鉄道の旅を保障してくれる。同時に、モバイル機器の電源を完備といった機能的な面も見逃せない。今後、TGV全車両が同様のインテリアと機能で統一される事が決定している。
ちなみに、ファーストクラスのみであるが、今まで無かった食事の車内販売もスタート。飛行機の機内食を彷彿させるスタイルも世界最速の証である。
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